大森マイクロ7 メンテナンス

単箱

2011年08月30日 21:55

御老体なのにイキナリ海水で使用されたマイクロ7をメンテナンス。

というか、初めて触るリールって取りあえずバラしたくなりますよね?





暗緑色で統一された外観に古くなった油脂類の匂い…

〇学校の理科準備室を思い出させます。

のすたるじー(゚∀゚)!違います





パカッとな。

メインギアはハイポイドフェース。

オシレーションは単純なクランク式ですね~

巻き形状は結構綺麗です、若干逆テーパー(ナイロン8lb)。





おっ、某有名ページで紹介されていた鉄軸です。

コスト高になるらしいですよ?





ストッパーはボディ内部にあります。

カリカリ音がするタイプ。

メインギア右の軸受けは真鍮(多分)のブッシュです。

回転はカナリ滑らか、どっちかというとスピンフィッシャーのほうがコロコロ感があります。





ストッパーがボディ内部にあるので、ローター下はピニオンベアリングを押さえるプレートが

有るだけです。

ベイルリターンが外蹴り式なので、ローターの裏ものぺ~っとしてます。





ストッパーのラチェットは結構厚みがあります、鉄製ですかね?

ピニオンベアリングがでかいです(笑)

あとローターナットが逆ねじなので注意です。





ラインローラーを止めているナットが妙な形です、ラインが乗らない様にでしょうね。

2面平らに削ってあって幅4mm…、んな小さいスパナは持ってないのでモンキーで回します。





小さいラインローラーですがスリーブ入り。

10g程度のルアーをぶら下げた状態でリールを巻くと、クルクル良く回っていたので

十分じゃないでしょうか?





個人的にいいなあと思ったのがベイルの形状。

一発でローラーまでラインが落ちます。





スプールはワンタッチで取り外しできます。

感触良好のドラグは今回はそのまま、見た限りは普通の湿式多板ドラグです。

あとは何時も通りエーゼットの万能グリース(笑)とシマノのオイルスプレーを挿しながら組み上げ。





昔のリールは単純でいいですね~

しかしこのマイクロ7、良いです。

ローター、ハンドルのがたはカナリ小さいですし、

なんと言ってもドラグが

今のところナイロン8lbで対チヌ戦のみですが…

サカナがダッシュすれば滑らかに追随してくれますし、「止まれ~っ」とロッドを立てると

これまた滑らかに止まってくれます。

「4400SSのドラグより走られ気味になるけど、滑らかさが一段上」

参考になりません。

しかもナイロン8lb時限定の感想(笑)

ドラグ音も派手でGOODです。

久々のお気に入りリールですね~


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