大森マイクロ7 メンテナンス
御老体なのに
イキナリ海水で使用されたマイクロ7をメンテナンス。
というか、初めて触るリールって
取りあえずバラしたくなりますよね?
暗緑色で統一された外観に古くなった油脂類の匂い…
〇学校の理科準備室を思い出させます。
のすたるじー(゚∀゚)!違います
パカッとな。
メインギアはハイポイドフェース。
オシレーションは単純なクランク式ですね~
巻き形状は結構綺麗です、若干逆テーパー(ナイロン8lb)。
おっ、某有名ページで紹介されていた鉄軸です。
コスト高になるらしいですよ?
ストッパーはボディ内部にあります。
カリカリ音がするタイプ。
メインギア右の軸受けは真鍮(多分)のブッシュです。
回転はカナリ滑らか、
どっちかというとスピンフィッシャーのほうがコロコロ感があります。
ストッパーがボディ内部にあるので、ローター下はピニオンベアリングを押さえるプレートが
有るだけです。
ベイルリターンが外蹴り式なので、ローターの裏ものぺ~っとしてます。
ストッパーのラチェットは結構厚みがあります、鉄製ですかね?
ピニオンベアリングが
でかいです(笑)
あとローターナットが逆ねじなので注意です。
ラインローラーを止めているナットが妙な形です、ラインが乗らない様にでしょうね。
2面平らに削ってあって幅4mm…、んな小さいスパナは持ってないのでモンキーで回します。
小さいラインローラーですがスリーブ入り。
10g程度のルアーをぶら下げた状態でリールを巻くと、クルクル良く回っていたので
十分じゃないでしょうか?
個人的にいいなあと思ったのがベイルの形状。
一発でローラーまでラインが落ちます。
スプールはワンタッチで取り外しできます。
感触良好のドラグは今回はそのまま、見た限りは普通の湿式多板ドラグです。
あとは何時も通り
エーゼットの万能グリース(笑)とシマノのオイルスプレーを挿しながら組み上げ。
昔のリールは単純でいいですね~
しかしこのマイクロ7、良いです。
ローター、ハンドルのがたはカナリ小さいですし、
なんと言ってもドラグが
◎
今のところナイロン8lbで対チヌ戦のみですが…
サカナがダッシュすれば滑らかに追随してくれますし、「止まれ~っ」とロッドを立てると
これまた滑らかに止まってくれます。
「4400SSのドラグより走られ気味になるけど、滑らかさが一段上」
参考になりません。
しかもナイロン8lb時限定の感想(笑)
ドラグ音も派手でGOODです。
久々のお気に入りリールですね~
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